HOME >> 段ボールから環境を考える >> 大鍋のこと

大鍋のこと

地域によっては「大鍋」があると思います。

例えば沖縄なら「シンメーナービ」と言って、芋を炊いたり、餅を蒸したり、大人数の汁物を炊き出したりする際に使われています。

昔は1家庭に1つ以上あったようですが、現在は本家と言われる家以外では見られなくなっているようです。

この鍋は四枚の鉄で作られたという意味の他、千名分の鍋という意味もあるようです。大きさを表しているようですが、当て字として千名鍋(センメイナベ→シンメーナービ)と書いているとも言われています。沖縄では鍋のことをナービといいます。

各家庭にあった理由は、豆腐作りや塩作りなども各家庭で行われていたということのようです。塩などは完成したものは少なくても、汲んできた塩水は大量ですし、普通の鍋で作ることは不可能だったのだと思います。

また、現在はガスボンベに直結したコンロを用いますが、この鍋を使う場所には薪を入れて釜(鍋)をセットする専用の小屋や、台所がありました。シンメーナービにはおよそ28リットルの水が入るそうです。使われている素材は名前の由来からもあるように、「鉄」だったそうですが、戦後に入ってからはジュラルミン製が多くなったと言われています。

沖縄で有名なヒージャー汁(山羊汁)を作る際には必ず登場し、1匹まるごとの肉を使う場合が多いため、多くの方に声かけをし振舞われます。新築祝いなどでも欠かせない料理の一つとなっています。

他の都道府県にも大鍋があり、鉄で有名な南部鉄製のものだと、丸くなって南部鉄独特の黒い色をしたものになっています。

山形県では芋煮が有名で、大々的なイベントとして大鍋が使われています。かなり大きいものだと炊き出した芋煮をパワーショベルを使って汲み出されます。

あのサイズだと各家庭にあっては困るほどのもので、もしかすると家財道具一式が入り、家の敷地面積と同じという可能性すらあります。移動するにも大変でしょうし、洗剤で洗ったとしても水で流すのが困難です。

大鍋を用いたお祭りは全国にあり、その土地の特産物が振舞われるのがほとんどですが、カレーライスというのもあるようです。

炊き出し用としては、キャンプ用品としても販売されており、ステンレス製が主となっています。それに火をくべるものとしては焚火台なども付属品として販売されています。キャンピング専用なので持ち運びが便利になっているのも特徴の一つです。

もし購入する機会がありましたら、木でできた蓋付きのものがおすすめです。

大鍋でダンボールが活用しそうな場面なら、振舞う際に椀を乗せて運ぶときということになりそうですね。


段ボールから環境を考えるは情報収集にお役立てください。

このサイトでは、段ボールから地球温暖化の原因や今後の取り組みについて解説しています。