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新たな段ボールになるまで

普段の私たちは梱包されている箱として、または緩衝材としての段ボールと接することが多く、使い終わって不要となれば折り畳んで廃品回収に出すところまでしか段ボールを見られません。

廃品回収に出した後の段ボールはどのようにして新しい段ボールに生まれ変わっているのでしょうか。

家庭から集められた段ボールは、古紙回収業者がひとまとまりにして、金属製の金具などを取り除き、プレスして押し固めます。

最近は再生資源として利用しやすいように、段ボールを金具で留めず、糸で綴じて留めているものもありますので、そのままプレスされることも多いようです。

プレスされる段ボールの中には、ガムテープやラベルなどが残っている方が多く見られますが、プレス前にはこれらを取り除くことなく、集めた段ボールをそのまま圧縮します。

プレスした段ボールを集めたら製紙工場に送り、溶解処理を行いますが、これにより段ボールが溶け出してドロドロの状態になり、新しい段ボールとしての準備が完了したことになります。

ガムテープやラベルなどはこの段階で残ったものをスクーリングして取り除くことで、完全に段ボールだけの原材料となります。

段ボール工場からも生産時に発生する段ボール屑が古紙回収業者に送られ、こちらもプレスして廃品回収された段ボールと同じように製紙工場に送られます。

段ボール工場からの段ボール屑は、元々が再生するための段ボールでしたので、屑とは言っても余分なテープやラベルなどが貼られていることはありませんので、溶解すればそのまま次の新しい段ボールの原料となります。

溶かされた段ボールの原料は段ボールの原紙として巨大なロール状になり、この状態で段ボールの生産工場へと運ばれます。

ロール紙の状態になった段ボールの原料はまだ板状をしていて、段ボールの特徴的なフルートの山などは見られませんが、これが段ボール工場で普段見慣れている段ボールへと変身していくことになります。


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