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植林を管理する

植林は、木材を管理しながら育てることであり、育てた木材は、紙製品の原料として使用する目的があります。

一見すると、エコとはかけ離れた考えだと思われがちな植林ですが、植林もエコには欠かせない環境保護の方法の1つで、再生紙の限界を補うためにされていることになります。

なぜこの植林が必要なのかと言うと、古紙のリサイクルを何度も繰り返し行っていると、紙の繊維が短くなったり、途切れたりするようになったりして、リサイクルして新しい紙に再生することが難しくなり、再生できたとしても、品質の悪い紙しかできずに使用することができないのです。

段ボールでは再生できる回数が7回という目安がありますが、他の紙製品には特にリサイクルの回数の目安が設けられているわけではなく、リサイクルに耐えられなくなるまで繰り返し再生されることが常となっています。

日本の製紙メーカーの多くは、成長が早くて使いやすい性質があることから、ユーカリを植林していることが多く、使える大きさにまで育ったところで、製紙の原料となるために収穫します。

ちなみにユーカリの成長速度は、杉の木の50年ほどと比べると約5分の1の10年程度ですから、早めに収穫して紙資源の材料とすることができ、活用できるサイクルも高まります。

環境を考えて、古紙の利用を推進しようという動きが高まっていることから、リサイクルの優等生と呼ばれている段ボールに倣って、他の紙も再生紙が推奨されるようになっています。

ですが、古紙のリサイクルに限界があるとなると、木材から紙を取る必要が生じ、計画的な植林をすることで、できるかぎり森林を守ろうという姿勢なのです。

ここで大切なのは、再生紙なら環境のことを考えた紙で、フレッシュパルプなら環境のことを考えていない紙という印象で考えるのは間違いで、フレッシュパルプでも管理された植林を原料とすることで、荒地を森林と変えることができ、またその森林の木を枯渇させずに済むことができるのです。


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