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軽量化のメリット

現在、段ボール業界で課題となっているのは、段ボールの軽量化を進めていくことで、段ボール工場としての課題だけではなく、段ボールを使って物流を行う製品のメーカー側からの希望であることもあります。

段ボールのわずかな軽量化がエコにつながることから、その課題をクリアするため、各段ボール工場で軽量化の課題に取り組んでいます。

段ボールを軽量化するためには、フルートと呼ばれる中芯の厚み幅を狭めることが最も大きく有効となる手段で、標準的な5ミリのフルートを4ミリに変えるだけで、段ボールの原料使用が減り、段ボールを生産するときに生じる熱エネルギーの節約にもつながります。

原料使用が減った分だけ、その分を別の段ボールの生産分に回すことができ、これまでとは同じ量を使っても、生産することができる段ボールの数が増えるということになりますからコストダウンにつながります。

また、軽量化することによって段ボールそのものの重量が軽くなりますので、一度に積み上げることができる枚数も増えて、段ボールに品物を入れた時の重さも少し軽く感じます。

段ボールを軽量化すると強度は弱くなってしまうのだろうかと思うかもしれませんが、フルートの幅を狭めたことで、フルートはライナーと接触する部分が増えるため、強度は以前のフルートより上がることになり、段ボールの表面も比較的滑らかになります。

段ボールの軽量化を進める時には、このフルートを見直すことが効果的ですから、幅が狭くなったダンボールを重ねて保管しても以前よりもスペースが空いて有効活用することができるのです。

このように少し挙げただけでも段ボールの軽量化には多くのメリットがありますが、これらが1枚だけではなく、何枚も集まった段ボールであることで、地球環境にとって優しいと考えられるとても大きなエコ活動となります。

段ボールの厚みから考えればたった1ミリの差なのですが、環境に与える影響は1ミリではなく、とても大きなものだと言えるのです。


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