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印刷での環境貢献

段ボールにはさまざまな印刷が施されていますが、この印刷で使用するインクも環境に配慮しているものを選択することで、エコな印刷となります。

エコなインクとしてまず考えられるのは、大豆油を使ったSOYインクで、見た目には普通の印刷と変わりはありませんが、SOYインクを使った印刷であるということを示すマークを付けることができるため、環境を考えた印刷を行っているということを企業としてアピールできる機会となっていました。

SOYインクの登場まで段ボールの印刷に使用されていたインクは、石油と亜麻仁油を配合したものでしたが、1970年代のオイルショックをきっかけに、石油系以外の原料でインクを作ることを目指して、亜麻仁油の代わりに大豆から採取できるSOYインクが採用されたのです。

アメリカで誕生したこのSOYインクは、環境に優しいエコなインクとして大きく注目を浴びながら使用量を増やしていましたが、SOYインクの商標を持っているアメリカの協会の登録がなくなり、現在はSOYインクに代わるマークとして植物油インクが使われています。

植物油インクの原料となっているのは、大豆油・亜麻仁油・桐油・椰子油・パーム油などで、いずれも再生可能な植物由来の原料です。

またこれらの油が主体となっている、天ぷら油や米ヌカ油などの廃食用油のリサイクル油も原料であり、これらの原料から分かるように環境に優しいインクとなっています。

植物油のインクは、これらの油以外が原料になることもありますが、植物油として位置付けるための条件が設けられていて、インクに含まれている成分が一定の基準量を満たしていることとなっています。

しばらくはエコなインクの代表的存在であったSOYインクは、その独特なマークと共に認知度が高いものでしたので、植物油インクへとその存在を浸透させるにはまだまだ期間を必要とするかもしれません。

植物油はSOYインクのように原料を限定するものではありませんので、これからまた新たな原料の植物が加わってくる可能性もあります。


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