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注目される形

段ボールの厚みを横から見てみると、これまでは定番だった5ミリ厚さのAフルートのダンボールが近年では減少しつつあり、それに替わって少し幅の狭いタイプの段ボールが増えているということに気が付く機会があるかもしれません。

環境問題がクローズアップされていくにつれ、段ボールにはその対応を求められる傾向が強くなり、これまで主流だった厚さ5ミリを1ミリ少なくした4ミリで対応する段ボール工場が増えています。

4ミリ厚さの幅をCフルートと呼び、環境への負荷が低くなることから、これからの段ボール生産の主流となり替わっていくと考えられています。

日本では近年対応され始めたばかりのフルートの削減ですが、元々このCフルートは欧米を始めとする世界では標準的な基準だったものですので、国際的な輸送物に対しても大きな抵抗感が少ないことが予想されます。

フルートの幅の減少は単に段ボールの厚みが薄くなることではなく、段ボールの原料使用負担が減ることであり、段ボールの軽量化と段ボール生産時のエネルギーの負担減少にもつながります。

また、フルートの幅が狭まることはフルートの山が小さくなることですので、ライナーの中でフルートがより密着して接着するため、強度アップになり、段ボール全体で強度の高さが見られるものとなります。

段ボールを重ねて保管する時、また箱として使用する時に積み重ねていく時にも省スペース化を図れるようになりますので、たくさん積み重ねるほど積載効率が上がっているのが分かると思います。

これまでより余分にトラックに段ボール箱を積載することができるようになれば、トラックの行き来が減り、二酸化炭素の排出も減少させることができるという二重の効果が生まれることになります。

これまでもリサイクル率や再使用率の高さで優れた評価があった段ボールですが、さらに環境に優しい素材となるために生まれた新しい形がこのフルート幅の減少と言え、これからの代表的な段ボールとして活躍していくことと思われます。


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