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機密古紙から

段ボールと同様、紙資源である書類などの用紙も充分にリサイクル可能な原料なのですが、何の制約もないただの紙とは違って、重要事項が記載されていることがある書類は機密事項が書かれていることも多いと言う性質から、これまでリサイクルに結び付けることが難しいものでした。

機密文書は、その内容に関わらず、部外者が見ることを禁じられているものですから、これまでは手間でもシュレッダーなどで内容が分からないように細かく刻んだり、焼却して全く内容が読み取れないようにしたりすることが一般的でした。

書類を焼却すれば二酸化炭素が発生するものであり、シュレッダーで刻んでゴミとし捨ててしまうとなれば資源でありながら再生することが叶わないものになってしまい、とてももったいないことでした。

機密書類が持っている性質を考慮しながらリサイクルに役立てること方法を考えれば、その内容が周囲に分からないようにさえすれば、リサイクルをすることは可能だということになります。

そのため専用の段ボールなどに詰め込んだ機密書類を製紙工場で預かり、箱を開封せずにそのままの状態で溶解処理することによって、企業内の機密事項を表沙汰にせず、資源を有効に再生することが可能となりました。

溶解された機密文書は新たな再生紙の原料として、また段ボールの原料としても活用することができます。

機密文書の完全な溶解まで安心してもらうことができるように、セキュリティ対策が整った専用スペースで作業を行うことになり、段ボール箱の密封はそのままにして、限られた人員しか作業を担当しないという徹底ぶりが見られる企業もあります。

必要であれば、機密文書が溶解される様子を別の部屋からモニタリングしながら確認することができるように設備を整えている製紙工場もあります。

この先、もっと機密文書のリサイクルが進むようになれば、新たに段ボールの原料となる再生資源が確保できることになり、森林保護に大きく貢献することが可能です。


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